今日は、最近改めて感じていることを書いてます。
会社の仕組みを考えるときに、「今あるものをどう良くするか」ではなく、「もし今日ゼロから作るなら、どうするか」で考える、ということです。
これ、口で言うのは簡単なんですが、実際にやるのは意外と難しいんですよね。
例えば今使っている業務ツールがあると、つい「このツールで、もっと効率よく回すには」と考えてしまいます。それ自体は真面目な改善なんですが、よく考えると「そのツールを使い続ける」という前提が最初から置かれているわけです。
ゼロベースで考えると、そもそもそのツールって要るのか。もっと言えば、その業務自体が要るのか。そこまで疑えるようになります。
前回の記事で書いたWordPressをやめた話も、まさにこれでした。最初は「入稿をもっと楽にしたい」だったのが、AIと話しているうちに『管理画面どころか、WordPress自体をやめられますよ』と言われて、あれ、そもそもWordPress要らないのか、と。そこからサイトの仕組みを丸ごと変えることになりました。
以前であれば、「理想を言えばこっちの方がいい」と分かっていても、作り直しに数十万円、数百万円かかる。しかも時間もかかるしリスクもあるので、「だったら、今のままでいいか」という判断になっていたと思います。実際、そういう判断を何度もしてきました。
でもAIによって、この前提がかなり変わってしまったんですよね。
Claude CodeやCodexを使うことで、直近のシステム関係は全てAIで進められるようになりました。すると「変更コストが高いからやらない」という場面がどんどん減っていくんです。
だから今は、Webサイトだけではなく、会社そのものをゼロベースで考え直しています。
- 情報はどこに置くのか
- タスクはどう管理するのか
- 会議で決まったことをどう残すのか
- AIはどこまで仕事に参加するのか
正直、全部を一気に決められているわけではありません。今まさに悩んでいる最中のものもあります。
ただその中で、一つだけ「これは重要だな」と確信していることがあります。会社の情報を、構造化して残すことです。
今、会社の情報はチャット、議事録、タスク、コードと、あちこちに散らばっています。これをできるだけGitHubを中心に集めていこうとしています。コードだけではなくて、ルールやマニュアル、そして「なぜそう決めたのか」という意思決定の履歴も含めて、です。
これができると何が起きるかというと、AIに「これ、なんでこうなってるの?」と聞くだけで、過去の経緯まで含めて答えてくれる会社に近づくんですよね。
私自身、過去の自分がなぜその判断をしたのか思い出せないことがよくあります笑 人間の記憶に頼らずに済む会社にしたい、というのが正直なところです。
AIを便利な道具として使う、というだけではなくて、AIが会社そのものを理解できる状態を作る。
AI時代に変わるのは、仕事のやり方だけではなく、会社の作り方そのものなのかもしれません。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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